素晴らしいアドバイスをくれた、素敵な歯科衛生士さん
さて、日常からでも相手を見極める目を養うことができるという一つの事例として、前回は、自己中な歯科衛生士さんを取り上げてみました。
言うなれば、回避した方が良い人という意味での目を養うって感じですね。
今回はそれとは対照的だった、治療のときに対応してくれた理想的な性格の歯科衛生士さんの話について書こうと思います。
何人も歯科衛生士さんが働いている歯医者なんで、きっと二人の派閥は違うんでしょうね(←勝手な想像ですが・・・)。
その性格の良さを感じたのが、治療前の時間を使った、定期的に行っている磨き残しのチェックのときです。
正直その日は、磨き残しのチェックがあったらイヤだなと内心、思ってたんですよ。
というもの、前回、磨き残しのチェックがあったとき、違う歯科衛生士さんに実際に歯間ブラシや糸ようじを使って指導してもらってたのに、この1か月ぜんぜんしてなかったんで・・・。
言われてたのにやらない自分が悪いのは百も承知ですが、人間なかなか習慣づくまでが大変なんですよね・・・。
「習慣」というところでちょっと話が逸れますが、NHKの某番組に「片付け士」という方が出ていたときに、言われていたことがあります。
それは、片付けは知識やテクニックではなく、習慣を持っているか、そうでないかである、と。
確かに言われてみればそうなんですよね。決められた場所に置く習慣や、後回しせずにすぐに片付ける習慣があれば、そもそも散らかることはないですからね。
おっと、話を元に戻すと、結果的に怒られるというか、チクっと言われるということもなく、むしろ、ちゃんとしていなかったことに対する指導が、今まで対応してくれた歯科衛生士さんのそれとは違っていて驚きました。
では、どこが違っていたのか?
それは、「歯間ブラシが使い慣れていないなら、より使いやすい糸ようじで、自分からよく見える前歯だけでもいいんで始めてみてください」という感じの指導だったんです。
私の腰の重さを察して、低い階段を一歩ずつ登っていけるように、スモールステップの提案をしてくれたのでした。
今までの歯科衛生士さんは、「磨き残しがあるところを歯間ブラシや糸ようじで、こう磨けばいいんですよ」といった感じで指導はしてくれるんですが、今まで0だったものをいきなり100やってくださいという提案の仕方だったんです。
その点、今回は1でも2でも、まずはやってみてくださいという形でした。
確かに、全くやらないよりは前歯だけでもやった方がいいに決まっているし、「それくらいなら・・・」と思わせてくれる素晴らしいアドバイスでした。
恋愛ということで言えば、こんな感じで、こっちのペースに合わせて、前向きに一歩一歩取り組めるようにしてくれる人は一緒にいて楽ですよね。
何か新しいことを始めるときも、負担なく、けど確実に続けられるようにしてくれることで、成長できるんだろうなと思いました。
実のところ、婚活パーティーで知り合ったボクの相方もそういう人なんで、余計とそう思ったんでしょうね。
いや~、30代ともなると、20代の頃とは違って、外見だけでなく、より内面に目が行くようになってきましたね。
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